大網本廟跡
概要
- 指定種別:村指定 史跡
- 指定時期:昭和51年6月22日
- 所在地 :北平山字古寺7-3
- 所有者 :泉崎村
浄土真宗の開祖親鸞上人の孫「如信上人」のお墓です。
建治元年(1275年)に奥州大網東山(現北平山字古寺)の地を訪れもともと、この場所には源義経に仕え後世に名を残した佐藤継信と忠信を供養した阿弥陀堂があったといわれています。
如信上人はこの場所を拠点に東北や関東地方の仏教布教活動を行っていました。
正安2年(1300年)に常陸国(現在の茨城県)の願入寺というところでなくなられた後、寛永4年(1627年)に白河城主羽長重のいのちにより、この地に如信上人のお墓が移されたといわれています。
現在も泉崎村には如信上人ゆかりの地名、如信沢・東山・如信清水などが残されています。