新田東山古墳
新田東山古墳の発掘調査状況
概要
- 指定種別:
- 指定時期:
- 所在地 :泉崎村北平山新田東山
- 所有者 :
新田東山古墳は、今から約1,500年前に造られた古墳です。
平成元年に新田東山住宅を造成する際に発見されました。
発掘調査の結果、全長約28mの前方後円墳であることがわかりました。
よく見ると前方部が非常に小さい形をしていてまるで帆立貝のような形をしていることから帆立貝式前方後円墳と呼ばれる形状でした。
ほとんど同じ頃に原山古墳がつくられていますが、それは泉崎村に二人の王が存在したということです。
二人の王がちょうど同じ頃存在していたか、また血縁関係があったかなどはわかりませんが、比べてみると明らかな違いが見られます。
新田東山古墳は、現在保存されており墳丘を確認することができます。
○二つの前方後円墳の違い |
||
・前方後円墳 ・埴輪が多数出土 ・土器も多数出土 ・埋葬部は無くなっている |
・帆立貝式前方後円墳 ・埴輪は出土していない ・土器がわずかに出土 ・埋葬部は無くなっている |